高知市の経済は活性化します宣言!⑤

ところは「million lucky」。

高知市中心地の元気のなさからしてもこういう小さな店の経営が厳しいのは言うまでもない。

「景気の話は愚問でしたね。ごめんごめん。」
「いくら頑張っても売れんのよねえ。安いもの安いものってお客さんが流れるわぁ。」
「そうやね。価値を分かってほしいよね。ちょっと考えれば分かるはずやけどね。」
「はあ?」
「ちなみに僕も最近自転車を買いましてね、まあ友達が自転車屋さんにお勤めやからやけど。」
「はあ。」
「最初は、そこらへんでママチャリ買おうって思っていた訳よ。適当でいいなあと。しかしやね、その自転車屋の友達のモーリーは絶対これがおすすめやといって譲らんわけですよ。」
「はあ。」
「そのときに上念先生のお話を思い出したわけですよ。」
「じょうねん?誰ですか、その人は。」
「あの、先日勉強会にお招きした経済評論家の先生ですよ。僕はテレビを見ないのでよく分からんが『そこまで言って委員会』にも出てる人らしいよ。」
「ほほう。それで?」
「あ、そうそう。小さな話に例えると、何かモノを買うときに何となくお金がなくなっちゃったって思うでしょ?」
「はあ。」
「でもお金を払った人に移っただけで、なくなってはないし、その替わりにモノというすばらしい価値を手にいれたということになるわけよ。」
「ふんふん。」
「価値の高いものは値段が高くてあたりまえやし、それと引き換えたモノ、僕の場合は自転車によって人生が豊かになって、健康になって、いい発想が生まれて、いい仕事ができて、それが世の中に良いインパクトを与えるってなると、一見高い自転車の値段ってめちゃくちゃ安いやん!ってことになる。このことに上念先生は気づかせてくれたわけですよ。」
「なるほど、なるほど。」
「本当はあなたのような若い人に是非聞いてもらいたいお話ばっかりでしたがな!」
「私も聞きたいですがな!でもいっつもメールもらうけどいけんやん。」
「確かにねえ。そりゃ申し訳ないねえ。」
「うん?それじゃあ、いっそ、みんなが来れる感じでやっちゃう?」
「それいいねえ!」

私がフィクサー高橋と朧げに話していた内容そのものだった。
せまいところでいつものメンバーでやっていても世の中にインパクトを与えることはできない。
せっかくの講師の先生方のお話も広く伝わらない。

しかし!このとき、たまにある何ともいえない高揚感、きたっ、という感じ。

「いやあ、この間、streetでやりたいねって話してたところやったわ。」
「いいじゃないですか!どうせやるなら私たちのようなモノつくってる作家の商品も出したいな。」
「おおっ!いいやないですか!コラボやね。いろいろな人たちが集まってコラボやね。」
「そうそう。ちゃんと仕事して良いものつくってる人間がいるってことをみんなにも知ってもらいたいし。」
「いいねえ。理想的やわ。一緒にやってくれそうないつも相談してる人いるから聞いてみるわ。」
「お願いしまーす。」
「ほんじゃあ。」

カラカラ。引き戸です。

暑さも清々しく通りに出る。変わるかもしれない。漠然とした希望。こういう時が一番楽しいですね。でも厳しいのはこれから。でもうれしい。

明日はフィクサー高橋と街頭演説の日だったな、と思い出す。そのとき話してみよう。

つづく。

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今日のお写真は「アイスを食べる私」。どうでもいいですね。
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by takuyahamaguchi | 2012-09-20 00:31 | 活動記録 | Comments(0)

浜口卓也 1980年高知市生まれ。高知学芸高卒、早大卒。一般社団法人フューチャーデザインと創造的教育協会 事務局長。ピグマリオンノブレス高知教室代表。高知市議会議員2期。


by 浜口卓也