高知市の経済は活性化します宣言!③

季節は夏は過ぎたといっても相当hotな頃。高知ではよさこい祭りの余韻が残り、街は完全に祭りのあとといった感じ。しかしこの暑さではとても祭りのあとという言葉は似合いませんね。

私の職場とフィクサー高橋の事務所は歩いて5分程度の距離。私は車を職場に停め、歩いてフィクサーの事務所まで向かう。少し朦朧としながらお城のお堀の反対側をOLの皆さんやお仕事中のサラリーマンとすれ違いながら。
途中の信号待ちでいつも「フェニックスバーガー」に立ち寄ろうか、寄るまいか悩みます。
帰りに寄っていくことにしようなどと決意し、フィクサーの事務所へ。

どこからどう見ても怪しげな建物。これを何とかしなければなあ、などと思いつつ階段をトントンと登ります。同じフロアに最近オープンしたレストランがあり、いつも活気があっていいですね。感じのいい若い夫婦?恋人?それともまったく関係のないというか仕事の関係のみの二人?がやっています。
それとは反対側の突き当たりの左側へ。
「関係者以外立ち入り禁止」の張り紙が。益々怪しい。

「こんにちは」私がドアをあけると、いつもの優しい声で「いらっしゃい。」事務所の女性です。
いつも愛想良く迎えていただいているベテランの女性。
事務所はフィクサーとこの女性の二人しかいない。

パーテーションを隔てたデスクでキーボードをカタカタを叩きながら受話器に向かって張りのある声でおしゃべりしているお方こそ、フィクサー高橋。

年齢の割にかなり若くみえる。いつもキチッとしたスーツ姿。背は大きいほうではない。
巷では「妖精」と呼ばれている。

私がパーテーション越しに覗き込むと、ジェスチャーだけで応接へどうぞ、怪しい笑みを浮かべながら。

一体いつからここにあるのだろうと思える応接セットの椅子に腰掛けながら、
「まだまだ暑いですねえ。よさこい見にいってました?」ベテラン女性になにげなくお話を。
「ほんとに暑いね。いやあ、もう暑くってよさこいは見に行ってないのよ」
「そうっすよね。僕も今年はずっと東京でしたよ。東京も暑かったですけどね。」
「おほほほ。」
「あはははは。」

そこへ電話を終えたフィクサー高橋が、
「お待たせ。へえ、東京へね。また勉強会か何か?怪しいねえ。僕何ぞはよさこいの手伝いでもう死にそうだったよ。来年は頼むよ!本当にきついから。」
「はい、来年は頑張りますよ。」
「ところでご用件は?」

「あ、そうそう。この夏東京行ってましてね、いろいろな方々にお会いし、勉強会にも参加してきたんですけど。」
「ふんふん。」
「これまで高橋さんにもお世話になって勉強会やってきたじゃないですか。」
「ふんふん。」
「でもこのいかにも怪しい建物の3階でやってたんで、一部の人しか来れなかったんですよね。それってすごく勿体ないですよね。」
「ふんふん。」
「それで思い切ってstreetに出たらどうか、って思うんですよ。もっと広く我々の思いを理解してもらいたいので。僕の友達とかも仕事やなんやかんやあって来たいけど来れないって言ってますし。」
「確かにそうやね。おっしゃる通り、じゃあstreet出ようよ。どうする?」
「今回の東京の勉強会で経済評論家の上念司先生にまたお会いしたんですけど。まあお話はなぜか弁論部とは何かっていう話から、街頭演説でstreetを制圧する方法という過激な内容でした。」
「うひっひひ!やるねえ!」
「まあ、その街頭演説もやらなきゃですよね。と同時に勉強会をもっとヒラバでやる必要がありますし、いろいろなものを複合的にミックスさせなきゃ意味がないと思うのですよ。時間が限られてますし。」
「なるほど、じゃあ早速取りかかろうや。確かに街頭演説は重要やわ。朝に学生が集まるところ、例えば高知駅とか、あと秋になったら大学の休みも終わるから、大学生にも食い込みたいねえ。高知大は変な学生もおるが、我々のような考えに食いついてくる奴もおるかもしれん!」
「ははあ。さすがですね。やっちゃいましょうよ!早速スケジュールつくりましょう。」
「さすがに毎日はきついやろ。」
「そうっすね。金曜の夕方とかどうですかね。県庁前で。みんな気持ちが前向きになってるんでは」
「うひひ、花金やね。そのあと飲みにいくしね。週のはじめは学生にいこうや。朝の高知駅からってどうかな?」
「いいっすねえ。了解です。やりましょう。じゃあ月と金でいきましょうか。」
「そうやね、いこういこう。」

お互いスケジュール帳を出し、月曜と金曜にチェック。とりあえず9月の終わりまでが決定。

「ああ、忘れてましたが、勉強会street大作戦の話ですけど」
「はいはい。前にもやったことあるのよねえ。結構反響もあったけどねえ。」
「ちょっと考えてみますわ。」
「頼むわ。こっちも考えてみる。」
「じゃあ、また連絡します。街頭はよろしく頼みますよ。」
「了解、了解。やりまっせ。ほいじゃあ、お疲れさん。」

いつものようにフィクサー高橋とこんな会話をしているときは前向きで楽しくて仕方がありません。
ベテラン女性はこの会話をどのように聞いているのだろうか。いつも何も言わない。全く聞いていないのだろうか。七不思議の一つ。

「お疲れさま。」変わらず愛想のいいベテラン女性の声を背に事務所を出る。

薄暗い廊下を歩きながら、少しすっきりした気分。外に出ると相変わらず太陽が照りつける。
なんだか暑さが妙に嬉しく感じる。
信号が青に変わるのを待ちながら、決意する。「フェニックスバーガー寄っちゃおう!」

これまた分かりにくいお店。「フェニックスバーガー」
僕は親しみがあって好きです。お昼時はいつも混雑するので、その時間を外してこっそり行ってます。
入り口は、少し入ったところ。ドアを開けると、気のいいマスターがいつも迎えてくれる。
「お久しぶりっすねえ。」
「ご無沙汰してます。」
「まあ、どうぞどうぞ。」

奥の一段上がった席に座って、アイスティーを注文。
「最近調子どうですか?」厨房で片付けをするマスターに話しかける。
「いやあ、どうにもこうにもって感じですよ。」

つづく。

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これ、いま流行ってるんですってね。家人から聞きました。
近くのスーパーでは醤油味が売り切れてましたよ。
醤油味だけが流行ってたら悲しいですね。
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by takuyahamaguchi | 2012-09-17 13:22 | 活動記録 | Comments(0)

浜口卓也 1980年高知市生まれ。高知学芸高卒、早大卒。一般社団法人フューチャーデザインと創造的教育協会 事務局長。ピグマリオンノブレス高知教室代表。高知市議会議員2期。


by 浜口卓也